Alteryx 2019.4 新機能:Tableau Hyper形式のファイルからデータ入力できるようになりました
こんにちは。 DA部プリセールスエンジニアの兼本です。
現地時間2019/12/09にAlteryxの新バージョンである2019.4がリリースされ、入力データとしてTableau Hyper形式が使えるようになりました。
やってみた。
データ入力ツールを配置して、データソースの設定を行います。 入力ファイルの一覧に「Tableau Hyper Data Extract(*.hyper)」形式が追加されていますね。
3分クッキング的に事前に作成しておいた「*.hyper」ファイルを読み込んでみます。
うまくデータを読み込めましたね。 ただし、現行バージョンではフィールド名称に日本語を使用しているとフィールド名称が文字化けしてしまう不具合があります。(データは問題なし) 日本語のフィールド名を含む場合は、動的リネームツールを使用してフィールド名を明示的にUTF-8に変換してあげる必要がありました。
動的リネームツールの設定は以下の通りです。
プロパティ | 設定値 |
---|---|
名前の変更モード | フォーミュラ |
チェックボックス | (すべて選択) |
式 | ConvertFromCodepage([CurrentField],65001) |
まとめ
いかがでしたか。 現リリースでは、Tableau ServerにデプロイされたHyperファイルを直接参照できないので使えるシチュエーションは限定的ですが、使えるデータ形式が増えるのはうれしいですね。 引き続き、将来のアップデートに期待したいところです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。